2025年7月現在、「ソフトバンク(softbank)」を名乗る詐欺の可能性がある不審な自動音声電話が、SNS(X/Twitter)で多数報告されています。
着信は国際電話(+から始まる番号)のほか、携帯番号(070・080)やIP電話番号(050)などからもかかってくるケースが確認されています。
📞 音声ガイダンスの一例
「こちらはソフトバンクです。お客様がご利用いただいているサービスは、お支払いの確認が取れていませんので、ご利用を停止させていただきます。ご不明な点がございましたら、9を押してください」
このように、あたかも通信会社からの正式な連絡を装い、不安を煽ってオペレーターや犯人グループへ誘導しようとする手口が使われています。
🚨 詐欺である可能性が高い理由
- 国際電話番号(+から始まる番号)や携帯電話などからの着信が多い。
- 支払いトラブルを装って「数字を押すよう」誘導してくる
- 会話が音声ガイダンスで行われる
- ソフトバンク公式ではこのような案内は行っていない
❗スプーフィング(番号偽装)とは?
「スプーフィング(spoofing)」とは、発信者番号を偽装して電話をかける技術です。
本来は海外などの番号であるにもかかわらず、日本の携帯電話番号や実在する企業の代表番号などが表示されるケースがあります。
つまり、「東京03」や「フリーダイヤル0120」などの見慣れた番号であっても安心はできません。
着信履歴の番号は信用できない時代に突入しています。
💡 被害を防ぐためにできること
- 見知らぬ番号からの電話には出ない/折り返さない
- 「9」などの番号を押さない(応答しない)
- 通信会社の公式サイトや自分で検索した番号に掛けて未払い確認を行う
- 詐欺の可能性がある場合は、消費者ホットライン「188」や警察相談ダイヤル「#9110」へ連絡
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. ソフトバンクが電話で支払い督促することはありますか?
A. 基本的にソフトバンクは、支払いに関する連絡を郵送、公式アプリなどを通じて行います。
国際電話や携帯電話から自動音声で支払いを迫ることは極めて不自然です。
Q2. 「番号を押してしまった」場合はどうすれば?
A. 番号を押した後、個人情報や支払い情報を話してしまった場合は、すぐに通信会社、金融機関、警察に連絡を。何も話していなければ、念のため着信ブロック設定や迷惑電話アプリの導入を検討しましょう。
🔗 公式情報・参考リンク
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📝 まとめ
- 「ソフトバンク」を名乗る自動音声詐欺が2025年7月現在、拡大中
- 国際電話・050・080など多様な番号から着信
- 「スプーフィング」で実在する番号に見せかける手口も
- 不審な電話には応答せず、必ず公式サイト等で情報確認を!
📌 免責事項
本記事は、2025年7月時点での報告情報に基づき、読者の皆様への注意喚起を目的として作成されたものです。
記載されている電話番号や表現は、事例の一部であり、特定の個人・団体・企業を誹謗中傷する意図は一切ありません。
最終的な対応は読者ご自身の責任にてお願いいたします。万が一被害に遭われた場合は、速やかに警察や専門機関にご相談ください。
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