2025年6月現在、+1(833)670-0110(+18336700110/+1 833-6700-0110)という国際電話番号から、警視庁捜査二課を名乗る不審な電話があったとSNS(X/Twitter)で報告されています
このような電話は、詐欺グループのオペレーターが受け手の本名を呼びかけたり、緊迫感を煽る内容を話してくるケースが多く、非常に巧妙な手口で信頼を得ようとします。
📞 +1(833)670-0110の番号の正体とは?
この番号は、アメリカ・カナダなど北米地域の国番号「+1」に属しており、「833」は通話料無料のフリーダイヤル番号帯です。
誰でも取得できる匿名性の高い番号帯のため、詐欺グループが頻繁に利用している傾向があります。
また、最近は、なりすまし電話(スプーフィング)も多く、表示される発信元の電話番号が偽装されている可能性もあります。
警察庁や都道府県警察が、こうした海外の番号から個人へ直接電話をかけてくることはありません。
🚨 詐欺の手口に共通する特徴
- 「〇〇さんでしょうか?」などと本名で呼びかけてくる
- 「警視庁」「捜査二課」など実在する組織を名乗る
- LINEのビデオ通話への誘導がある
- 逮捕・出頭・マネーロンダリングなど不安を煽るワードを使用する
- 最終的に個人情報や金銭を要求
🛡 被害を防ぐための対策
- 電話に出ない・折り返さない:国際番号からの着信には注意を。
- 情報を話さない:名前・住所・口座情報などは一切伝えない。
- 公式機関に確認する:不安を感じたら、必ず正規のルートで警察などに確認を。
- 国際電話の着信拒否:固定電話は「国際電話不取扱受付センター」を通じて着信拒否が可能です。
📞 相談・通報窓口
不安なとき、あるいは被害が疑われる場合は、家族や以下の先に相談しましょう。
- 警察相談専用ダイヤル:#9110(最寄りの警察につながります)
- 消費者ホットライン:188(いやや!)
🔚 まとめ
+1(833)670-0110からの電話は、「警視庁捜査二課」を名乗る詐欺の可能性があります。番号の見た目が「0110」(日本の110番風)である点も巧妙なポイントです。
警察を名乗る電話でも、すぐに信用せず、まずは疑って対応してください。
※本記事は、被害防止を目的として作成しており、特定の企業・団体・機関を誹謗中傷するものではありません。
参考
ニセ警察詐欺に注意!(警察庁)
警察官を装った詐欺に注意!(大阪府警)
よくある質問(FAQ)
Q1. +1(833)670-0110の電話は本当に警視庁捜査二課からの連絡ですか?
A. いいえ、警視庁捜査二課を名乗る詐欺電話の可能性があります。警察がこのような北米のフリーダイヤル(+1 833)から個人に電話をかけることは通常ありません。
Q2. 電話に出てしまいました。大丈夫でしょうか?
A. 本名や住所、口座情報などの個人情報を伝えていなければ、被害の可能性は低いです。ただし不安な場合は、警察相談専用ダイヤル「#9110」または消費者ホットライン「188(いやや)」に相談してください。
Q3. LINE通話で取り調べをすることはあるのですか?
A. 警察がLINE通話やビデオ通話を通じて取り調べや捜査を行うことはありません。そうした誘導があれば、詐欺を疑ってください。
Q4. 警察を名乗る電話を見分ける方法はありますか?
A. 国際電話番号の使用、電話番号の末尾が「110」または「0110」、本名で呼びかけてくる、不安を煽る内容、LINE通話への誘導、金銭や口座情報の要求があるといった特徴が詐欺電話によく見られます。
Q5. 国際電話の着信を拒否することはできますか?
A. はい、NTTやKDDIなどの固定電話は、「国際電話不取扱サービス」に申し込むことで、詐欺に使われやすい国際電話の着信をブロックすることが可能です。
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