2025年6月現在、「ベリーベスト法律事務所」を騙る自動音声の詐欺電話が相次いでいます。
この詐欺は、国際電話番号からの着信で、受信者に不安を与え、詐欺グループへ誘導しようとする悪質な手口です。
■ 詐欺電話の音声内容の一例
①「こちらはベリーベスト法律事務所です。電話の通信回線を2時間以内に止めます。ご不明の時は1番を押してください」
②「ベリーベスト法律事務所からあと2時間で電話を止めます。詳しく知りたい方は2を押してください」
このように、法律事務所を名乗って「通信回線が停止される」と脅す内容が特徴です。
冷静に考えれば不自然な内容ですが、突然の電話で驚いてしまい、思わずボタンを押してしまうケースが後を絶ちません。
■ 詐欺電話の特徴まとめ
- 発信元が 国際電話番号(+86、+87、+1など)
- 自動音声で突然「通信停止」と告げる
- 「1番を押してください」などと指示し、詐欺グループのオペレーターに繋がる仕組み
- 実在の法律事務所の名前を勝手に使用している詐欺
■ ベリーベスト法律事務所は無関係です
もちろん、実在するベリーベスト法律事務所は本件と一切無関係です。
公式サイトでも以下のように注意喚起がされています。
📢【参考】
【注意】ベリーベスト法律事務所の名前を冒用する電話にご注意ください。
■ 被害を防ぐためのポイント
- 知らない番号からの電話には出ない・すぐ切る
- 自動音声で不安を煽られても「1番」など押さない
- 不安な場合は、警察相談窓口(#9110)や消費者ホットライン(188)へ連絡
- 電話番号を検索し、詐欺報告の有無を確認するのも有効です
■ 同様の詐欺が全国的に増加中
このような「○○を名乗る自動音声ガイダンスの詐欺電話」は、他にも多く報告されています:
- 総務省電波監理審議会
- 経済産業省
- 警視庁捜査二課
- 那覇空港・新千歳空港の職員 など
いずれも、官公庁や著名な機関の名前を使って信頼させようとする手口です。
■ まとめ|「法律事務所を名乗る国際電話」=詐欺を疑うべき
「通信回線を止める」「不明なら1番を押して」など、突然の電話で不安を与えてくるものは、詐欺の可能性が非常に高いです。
法律事務所が国際電話+自動音声で回線停止を告げることは、絶対にあり得ません。
冷静に、そして確実に対応しましょう。
※本記事は、詐欺被害防止を目的として注意喚起を行うものです。記載された実在の法人(ベリーベスト法律事務所)は本件詐欺に一切関与しておらず、同事務所の名誉・信用を傷つける意図は一切ありません。
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