SNS上で話題沸騰!警察を騙る国際電話詐欺が横行中
2025年5月上旬頃より、SNS(特にX / Twitter)上で、「+1800592220110」という見知らぬ国際電話番号から不審な電話を受けたという報告が急増しています。多くのケースで、「三重県警」や「大阪府警」を名乗る人物が登場し、まるで本物の捜査員のような口調で、被害者を騙そうとしています。
実際に報告された詐欺電話の内容
以下はX上に投稿された実際の報告内容です:
- 「口座がマネーロンダリングに使われた」として出頭を要請された。
- 「大阪府警で捕まった人物があなたの口座を使っていた」と告げられた。
- 「あなたの所属と階級を教えてください」と返すと電話を切られた。
- 「三重県警捜索2課」と名乗る女性から電話が来た。
- 上田市在住の人にも着信あり、氏名・住所との紐付け流出が疑われている。
電話を受けた多くの方は、会話に少しでも疑問を挟むと電話を即切断されると証言しており、これは典型的な「詐欺師の特徴」です。
電話番号「+1800592220110」は何者?
この番号は一見すると「059-222-0110」(三重県警本部の代表番号)に似ていますが、実際は+1(アメリカ)の国番号がついており、明らかに偽物です。
つまり、これはスプーフィング(番号なりすまし)の手口であり、正規の電話番号にそっくりな番号を装ってかけてくる巧妙な詐欺です。
スプーフィング詐欺とは?
スプーフィング(Caller ID Spoofing)とは、発信者が偽の電話番号を表示させる技術を使って、信頼させる手口です。
たとえば「警察」「金融機関」「Apple」「Amazon」など、誰もが警戒心を解くような名前を名乗り、個人情報や口座情報を騙し取ろうとします。
このような電話が来たらどうする?
- 絶対に個人情報を伝えない!
- 電話を切ったあと、実在する機関の正規番号にかけ直して事実確認を。
- 会話を録音できる場合は証拠として残す。
- 消費生活センター(188)や警察相談専用窓口(#9110)に通報。
結論:+1800592220110は詐欺の可能性大。絶対に出ない・信用しない
「+1800592220110」からの電話は、現在SNS上で検索すると数多く報告されており、警察を名乗る特殊詐欺の可能性が極めて高いと考えられます。仮にあなたの端末にこの番号から着信があっても、絶対に出たり、指示に従ったりしないでください。
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