【注意喚起】「Apple サポート」からのカード点検メールは偽物!詐欺の手口を解説
2025年5月、Appleを装った新たなフィッシングメールが確認されています。件名は「ご注意:カード安全確保のための確認」と題し、カード情報を入力させようとする典型的な詐欺です。今回はその内容と見破り方、安全対策について解説します。
■ 実際に届いたメールの概要
- 差出人名:Apple サポート
- 送信元アドレス:Apple.n.g-t.〇l@ar.em-n〇t.ne.jp
- メールタイトル:「ご注意:カード安全確保のための確認」
- リンク表示文:「カードを点検」
- リンク先URLの一部:
https://nimpjklyztyb-pages-dev.translate.g〇〇
g/...
■ メール本文
カード情報の点検のお願い
ご注意ください。2025年5月11日にご登録カードの異常な使用が確認されました。現在、カードの安全を確保するため、ご利用が一時的に制限されています。
Apple Payでのスムーズな決済を継続いただくため、3日以内にご確認をお願いいたします。情報は弊社セキュリティー基準に基づき厳重に保護されています。
カードを点検
点検完了後、すぐにサービスをスムーズにご利用いただけます。ご確認がない場合、ご利用が制限される可能性があります。Apple Japan GK
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-24-12
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■ このメールが危険な理由
1. 送信元アドレスがAppleではない
「@em-n〇t.ne.jp」というドメインはAppleとは無関係です。正規のAppleからのメールは「@apple.com」や「@apple.co.jp」などです。
2. 誘導先URLが怪しい
一見Appleのサポートページのように見せかけていますが、実際は pages-dev.translate.g〇〇g
という外部の偽装サイトです。
3. 不自然な緊急性を煽る表現
「異常な使用が確認されました」「3日以内にご確認を」など、不安をあおり入力を急がせるのは典型的な詐欺手口です。
■ このようなメールが届いたら?
- 絶対にリンクをクリックしない
- Apple公式サイトやAppleサポートアプリで状況を確認する
- 不審なメールは迷惑メールとして報告・削除する
- 心配な場合はクレジットカード会社にも連絡を
【まとめ】
このようなフィッシングメールは、AppleやGoogleなどの信頼ある企業を騙ることで信じ込ませようとします。少しでも違和感を感じたら、本文だけでなく「送信元アドレス」や「リンク先URL」も必ず確認しましょう。
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