【注意喚起】Appleをかたるフィッシングメールにご注意ください
2025年5月2日頃より、「Apple サポート」を名乗る不審なメールが複数のユーザーに送信されています。このメールは、Appleからの正規の連絡のように装い、アカウント認証を促すフィッシング詐欺の可能性があります。
■ メールの概要
件名:
・「ご注意:アカウント情報の認証が必須です」
・送信元名:Apple サポート
・送信元メールアドレス:Apple.sakur〇-k7@mi〇k.net
・本文
カード情報の認証のお願い
ご注意ください。2025年5月2日にご登録カードの異常な使用が確認されました。現在、カードの安全を保護するため、ご利用が一時的に制限されています。
iCloudでのデータ保護を継続いただくため、3日以内にカード情報をご確認ください。情報は弊社セキュリティー基準に基づき厳重に保護されています。
カードを認証
確認完了後、すぐにサービスをスムーズにご利用いただけます。ご確認がない場合、ご利用が制限される可能性があります。
本文中の「カードを認証」というリンクをクリックさせようと誘導してきます。URLを見ると、正規のAppleドメインを装いながらも不審なサブドメイン(例:translate.g〇〇g
など)を使用している点が特徴です。
■ フィッシングの目的とは?
このようなフィッシングメールは、Apple IDやパスワード、クレジットカード情報などの個人情報を盗み取ることを目的としています。見た目は本物そっくりに作られているため、つい信じてしまいがちですが、注意が必要です。
■ 見分け方のポイント
以下の点を確認することで、偽メールを見分けるヒントになります。
- 送信元アドレスがApple公式ではない
公式アドレスは「@apple.com」などです。 - 不自然な日本語や表現
例えば「カードを認証」とだけ書かれたボタンがあるなど、日本語の言い回しが少しおかしいケースが多いです。 - リンクのURLがAppleの正規ドメインでない
リンクをクリックせずにURLを確認すると、不審なドメインが使われている場合があります。
■ 対策と対応方法
- リンクは絶対にクリックしない
怪しいと感じた時点で削除してください。 - Apple公式サイトでアカウント確認
心配な場合は、SafariやChromeなどのブラウザで公式サイトへ直接アクセスし、アカウントに問題がないか確認してください。 - Appleに報告する
フィッシングメールを受信した場合は、Appleに報告することも重要です。
→ 送信先:reportphishing@apple.com
■ 最後に
AIの進化と共にAppleをかたるフィッシング詐欺は年々巧妙化しています。今後も同様のメールが届く可能性がありますので、不審なメールが届いた場合は、まず「本当にAppleからの連絡か?」を疑いましょう。万が一、情報を入力してしまった場合は、速やかにApple IDのパスワード変更を行い、Appleサポートへ相談してください。
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