【注意喚起】「カード情報の認証が必須です」Appleを名乗る詐欺メールにご注意ください!
最近、「Apple サポート」からのように見せかけた偽のメール(フィッシング詐欺メール)が多数報告されています。メールの内容は「カード情報の認証をしてください」などと不安をあおり、偽のサイトへ誘導し、個人情報やクレジットカード情報を盗み取るものです。
特に、高齢者やスマホ初心者の方は注意が必要です。このページでは、実際に届いた詐欺メールの内容と、その見分け方、対処方法をわかりやすく解説します。
■ フィッシング詐欺とは?
フィッシング詐欺とは、Appleや銀行、通販サイトなど、信頼されている企業になりすましてメールやSMSを送り、個人情報やパスワード、クレジットカード番号などを盗もうとする手口です。
■ 詐欺メールの例(全文)
From:Apple サポート
送信元アドレス:Apple.pvf〇312@hrthj.c〇m
リンク先:https://q6oiq〇ze74〇j-pages-dev.translate.g〇〇g/...
件名:ご注意:カード情報の認証が必須です
カード情報の認証のお願い
ご注意ください。2025年5月2日にご登録カードの異常な使用が確認されました。現在、カードの安全を保護するため、ご利用が一時的に制限されています。
iCloudでのデータ保護を継続いただくため、3日以内にカード情報をご確認ください。情報は弊社セキュリティー基準に基づき厳重に保護されています。
カードを認証(※実際には偽サイトへのリンク)
確認完了後、すぐにサービスをスムーズにご利用いただけます。ご確認がない場合、ご利用が制限される可能性があります。
Apple Japan GK
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-24-12
■ どこが怪しい?詐欺メールのチェックポイント
1. 差出人のアドレスがAppleのものではない
正規のAppleからのメールであれば、送信元は「@apple.com」などになっているはずです。
→今回のメールは「@hrthj.c〇m」という不審なアドレスです。
2. 「カード認証」などのボタンは偽サイト
リンク先は一見Appleのようですが、URLを確認すると「translate.g〇〇g」など見慣れないドメインが使われており、偽サイトに誘導されます。
3. 不安をあおる内容
「カードが制限されました」「数日以内に確認しないと使えなくなります」といった文言で、受信者に焦りを与え、冷静な判断を奪います。
■ 詐欺メールを見抜くコツ
- 差出人のメールアドレスをよく確認する
- 本文に不自然な日本語が使われていないか見る
- メール内のリンクを絶対にクリックしない
- 怪しいと思ったら、Appleの公式サイトに直接アクセスして確認する(https://www.apple.com/jp/)
■ このような詐欺メールが来たときの対処法
- メールを開いてしまっても、リンクは絶対にクリックしない!
- すぐにメールを削除する
- すでにリンクを開いて情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社やAppleサポートに連絡する
最近では非常に巧妙になっており、本物と見分けがつきにくいメールも多く出回っています。
■ まとめ:Appleを名乗るメールは必ず疑って確認を!
このような詐欺メールは、Appleに限らず、Amazon、楽天、銀行など、あらゆる企業を装って送られてきます。
大切なのは、「メールのリンクを鵜呑みにしない」こと。少しでも不安を感じたら、必ず公式サイトやサポートに直接アクセスするようにしましょう。
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