最近、「+295」から始まる不審な国際電話が相次いで報告されています。本記事では、+295の電話番号に潜むリスクと対処法を詳しく解説します。
🔍 +295とは?本来は存在しない国番号
「+295」は現在、どの国や地域にも正式に割り当てられていない国際電話番号です。過去に使われていたことはありますが、現在は未使用のため、ここからの着信は発信者情報を偽装している(スプーフィング)可能性が極めて高いです。
⚠️ (+295)が詐欺電話の可能性が高い理由
① 未割り当ての国番号を使用している
未割り当ての「+295」からの発信は、本来の通信経路を通っていない不正な手段による着信と考えられます。詐欺グループが、発信元を隠すためにこのような番号を使っているケースが多く確認されています。
② SNSでの被害報告が多数
X(旧Twitter)では、「+295」で始まる電話番号に関する被害報告が増加中です。具体的には:
- 「警察」や「裁判所」などを名乗る自動音声
- 個人情報を聞き出そうとする不審な電話
- 同じ番号から何度も繰り返しかかってくる
など、典型的な特殊詐欺の手口と一致しています。
③ 折り返すと高額通話料金のリスク
ワン切り後に折り返しを促す詐欺が横行しています。知らずに折り返すと、高額な国際通話料金が請求されるケースもあります。
✅ +295からの着信への対処法
1. 絶対に電話に出ない/折り返さない
「+295」などの不審な国番号からの国際電話は、着信があっても応答せず、無視・ブロックが基本です。出てしまった場合でも、すぐに切ってください。
2. 番号を着信拒否する
【iPhoneの設定方法】
- 電話アプリ → 「履歴」 → 対象番号の右にある「i」 → 「この発信者を着信拒否」
【Androidの設定方法】
- 電話アプリ → 番号を長押し → 「ブロック」や「着信拒否」などを選択
3. 不明な番号からの着信を一括で無効に
- iPhone:「設定」→「電話」→「不明な発信者を消音」をオン
- Android端末:一部機種で同様の機能あり(例:迷惑電話ブロック設定)
4. 被害を受けた場合は警察に相談
被害に遭った、または不審な内容を話された場合は、最寄りの警察署または【消費者ホットライン(#188)】に相談しましょう。
【参考】特殊詐欺に関する通報フォーム(都道府県警察の公式サイトなど)も活用できます。
5. 迷惑電話対策アプリの導入を検討
以下のようなセキュリティアプリを使うと、詐欺電話の自動ブロックが可能になります。
- ドコモ「あんしんセキュリティ」
- トビラシステムズ「迷惑電話フィルター」など
⚠ 注意点とまとめ
注意点 | 解説 |
---|---|
+295は未割り当て | 正規の国際番号ではなく、詐欺に使われやすい |
番号スプーフィング | 電話番号の偽装技術。実際の発信元は異なる |
個人情報は絶対に答えない | 氏名・住所・口座番号などは電話で話さない |
公的機関を名乗っても疑う | 公的機関が国際電話で連絡することは極めて稀 |
✅ 結論
「+295」で始まる電話番号は、詐欺電話の可能性が非常に高いです。電話には出ず、ブロック・通報を行いましょう。万が一、個人情報を伝えてしまったり、金銭被害があった場合は、すぐに警察へ相談してください。
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