最近、「電気料金が未納です」「本日中にお支払いください」といったメッセージが、携帯電話に届くことが増えています。
こうしたメッセージは、電話番号宛てに届くショートメッセージ(SMS)というものです。
いかにも本物の電力会社から届いたように見えますが、実は詐欺の可能性が高いのです。
1. こんなメッセージには要注意!
例:
- 「【東京電力】お客様の電気料金が未納です。供給停止の恐れがあります。詳細:https://〜」
- 「料金が未納のため、本日中にお支払いをお願いします。https://〜」
送信元は、
- 「080」や「090」などの普通の携帯番号
- 「+81」や「+86」などの国際電話番号(海外から)の場合も
2. どうして詐欺なの?
こうしたメッセージは、【偽のホームページ】に誘導して、
- クレジットカード番号
- 銀行口座番号
- 名前や住所
などの大切な個人情報を盗もうとする「フィッシング詐欺」です。
また、怪しいリンクをタップすると、スマホがウイルスに感染する恐れもあります。
3. 本当に未払いだったらどうなるの?
本物の電力会社(東京電力、中部電力、関西電力など)が未払いを知らせる場合は、
- 郵便で通知
- 契約時に登録したメールアドレス宛ての連絡
- 専用アプリやマイページで確認可能
です。いきなりSMSで支払いを迫ることは、まずありません。
4. 詐欺SMSへの対処法
- メッセージに書かれている【リンクは絶対に開かない】
- 不安なときは、自分で電力会社の公式サイトを検索し、問い合わせる
- 家族に相談する
- 詐欺メッセージを削除する
5. まとめ:こんなときは「一度立ち止まる」ことが大切です
突然「未納です」と言われると焦ってしまうかもしれませんが、
まずは落ち着いて、本物かどうかを確認することが何より大事です。
一人で判断できないときは、ぜひ家族や知人、あるいは最寄りの警察に相談してください。
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