【注意喚起】マネックス証券をかたるフィッシング詐欺メールに騙されないための対策
最近、マネックス証券を装ったフィッシング詐欺メールが多く確認されています。このようなメールは、オンラインサービスを利用する際に非常に危険です。今回は、その具体的な例とともに、フィッシング詐欺から身を守るための対策を解説します。
実際のフィッシング詐欺メールの例
以下は、実際に受信したフィッシング詐欺メールの一例です。このようなメールが届いた場合、絶対にリンクをクリックしないようにしてください。
送信者: マネックス証券(email_ml.account@navicu〇〇〇.com)
メールタイトル: 【重要】オンラインサービスご利用条件の変更について(要確認)
メール本文:
当メールはセキュリティに関する重要なお知らせのため、すべてのお客様へご連絡させていただいております。
平素よりマネックス証券をご利用いただきましてありがとうございます。
当社ではお客様が安心して取引いただけるよう、定期的にオンラインシステムのセキュリティ強化とサービス品質の向上を図っております。このたびのシステムアップデートに伴い、お客様にて現在ご登録いただいている設定情報の確認と更新作業が必要となります。弊社としては、お客様の資産および個人情報を厳重に管理する責務があり、本確認作業は極めて重要な位置付けとなります。
ご理解の上、必ず期日内にお手続きを完了していただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
■設定情報確認専用ページ(公式)
https://mst.monex.co.jp/pc/ITS/login/LoginIDPassword.jsp
(↑表示されているURLは、正規のものですが、実際のリンク先が偽装されていました。)■お手続きの際の注意事項
お客様が確認および更新を完了された後、24時間以内に再度設定を変更すると、セキュリティ保護措置として一時的な制限措置が適用されることがあります。今後もお客様のご期待に応えるべく、サービス向上およびセキュリティ強化に全力を尽くしてまいります。
何卒、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
このメールでは、偽の「設定情報確認専用ページ」へのリンクが含まれており、リンク先のURLが怪しいことに注意が必要です。確認すると「https://l0p78b.〇〇〇/」という、不正なサイトへ飛ばされることが分かりました。
フィッシング詐欺に騙されないための対策
1. リンクをクリックしない
フィッシングメールに記載されたリンクをクリックする前に、ご自身のブックマークやgoogle検索などから公式サイトにアクセスしましょう。リンク先が正しいか、慎重に確認することが大切です。
2. 公式サポートに連絡する
不審なメールを受け取った場合は、必ず公式の連絡先を使ってマネックス証券に問い合わせましょう。公式ウェブサイトやアプリからサポート情報を確認し、メールが本物かどうかを確認してください。
3. 二要素認証を有効にする
マネックス証券を含む多くのオンラインサービスでは、二要素認証を有効にすることで、アカウントの安全性を大幅に向上させることができます。必ず二段階認証を設定しましょう。
4. セキュリティソフトをインストールする
最新のセキュリティソフトをインストールし、定期的に更新を行うことで、フィッシングサイトへのアクセスをブロックしたり、不審なメールを自動的に検出して警告を出してくれることがあります。
5. メールの正当性を確認する
不審なメールを受け取った場合は、送信者や内容を慎重に確認しましょう。疑わしい場合は、フィッシングメールかどうかをオンラインで調べるか、公式サポートに連絡することをおすすめします。
まとめ
マネックス証券を装ったフィッシング詐欺メールは、非常に巧妙に作られており、被害に遭う可能性があります。フィッシング詐欺から身を守るためには、リンクをクリックせず、公式サイトから情報を確認することが大切です。また、二要素認証を有効にするなどのセキュリティ対策を講じることで、アカウントの安全性を高めることができます。
安全にオンラインサービスを利用するためには、常に警戒心を持ち、不審なメールに対して適切な対応を心がけましょう。
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