ポケモンカード未開封BOXが次々と高騰！ポケカ「迅雷スパーク」も41,000円に到達。その背景にある市場動向とは？

2025年1月に入り、ポケモンカードの未開封BOX市場が再び高騰しています。2024年にはポケカバブル崩壊と最新BOXの再販ラッシュにより、長い価格の低迷が見られましたが、2025年の明けとともに多くのBOXが過去最高値を更新しています。

「ポケモンカードゲームサン&ムーン拡張パック迅雷スパーク」の未開封BOXも例外ではありません。フリマアプリ「スニーカーダンク（スニダン）」の販売履歴によりますと、2025年1月20日に１BOX41,000円の過去最高値を記録しました。

これまでの最高値である

を超え、約1年2か月ぶりの最高値更新となりました。

さらに、「VSTARユニバース」「ポケモンGO」「ミラクルツイン」「ジージーエンド」等の未開封BOXが過去最高値を更新するなど高騰が続いており、ポケモンカード市場に再び投資熱が戻ってきている兆しがあります。

今回は、「迅雷スパーク」の詳細と価格推移、そしてなぜ未開封BOXが次々と高騰しているのかについて詳しく解説します！

「迅雷スパーク」とは？

商品名	ポケモンカードゲームサン&ムーン拡張パック迅雷スパーク
発売日	2019年7月5日
定価	1パック162円（税込） / 1BOX（30パック）4,860円（税込）　　（当時は消費税8％）
レギュレーションマーク	「B」（既にレギュレーション落ち）
特徴	雷タイプ中心の強力なポケモンGXが登場
主な収録カード	カヒリ (SR) / カウンターゲイン (UR) / ゼラオラGX (HR) など
廃版（絶版）	再販売の予定なし

「迅雷スパーク」は、カヒリ (SR)をはじめとする強力なポケモンGXが収録されていることから、発売当初から人気を博しました。

また、パッケージにもゼラオラが描かれているため、コレクションとしての魅力も強く、海外市場でも人気があるBOXの一つです。

「迅雷スパーク」は、レギュレーションマーク「B」のパックであり、すでにレギュレーション落ち（レギュ落ち・スタン落ち）しており、公式大会では使用できません。そのため、プレイヤーの需要はほとんどないと考えられます。

「迅雷スパーク」は、既に廃版（絶版）となっており、今後再販される可能性がないBOXです。これにより、未開封BOXの希少性がさらに高まり、価格が上昇しているとも考えられます。

2024年にはバブル崩壊や相次ぐ最新BOX再販の影響を受け、一時的に価格が下落しましたが、2025年に入り、再び市場が活気を取り戻し、最高値を更新しました。

2026年は、ポケモンカードが30周年を迎える記念すべき年です。これに向けて、多くの投資家やコレクターが未開封BOXを買い集めているとみられます。

過去の傾向を見ると、周年記念イベントの前後には市場が加熱し、価格が上昇する傾向があります。その影響で、今のうちに未開封BOXを確保しようとする動きが加速していると考えられます。

「迅雷スパーク」は海外市場（特に北米・ヨーロッパ）でも人気が高く、

結果として、日本国内の未開封BOXが流出し、流通量が減少している可能性があります。

2024年には、ポケモンカード市場が最新BOXの再販ラッシュで供給過多となったり、PSA鑑定品の偽物の流通などに端を発したポケカバブル崩壊で一時的に価格が低迷しました。しかし、2025年に入ると、再び「未開封BOX」が高騰する動きが出てきました。

「迅雷スパーク」はその代表例であり、

という条件を満たしているため、価格が回復し、高騰していると考えられます。

未開封BOXの人気が高まると、再シュリンク品や偽物が市場に出回ることが増えます。

安全に購入するポイント

「迅雷スパーク」未開封BOXは、2025年1月20日に過去最高値の41,000円を記録し、今後も高騰の可能性を秘めています。

価格が上がる前に入手を検討するなら、2025年前半がラストチャンスかもしれません！🔥