ポケモンカード未開封BOX「ジージーエンド」の中古価格が過去最高値を更新！ポケカ30周年に向けた高騰の兆しか？

ポケモンカードの未開封BOXやシングルカードは、コレクターや投資家の間で常に注目を集めています。そんな中、スニーカーダンク（スニダン）での「ジージーエンド」の中古販売価格が2025年1月27日に過去最高値の31,920円を記録しました。

これは、これまでの最高値である2024年5月8日の31,250円を超える価格であり、約8か月ぶりの最高値更新となります。

ポケモンカード市場は、2024年頃のポケカバブル崩壊を経て、2026年の30周年に向けてじわじわと価格が上昇しており、「ジージーエンド」もその流れに乗っていると考えられます。本記事では、「ジージーエンド」の価格推移や高騰の背景、今後の見通しについて詳しく解説します。

ジージーエンドとは？

「ジージーエンド」は、2019年4月5日に発売されたポケモンカードゲームの強化拡張パックです。

このパックの最大の目玉は、**「レックウザGX」や「ギラティナ＆ガブリアスGX」などの強力なポケモンGXカードです。特にギラティナ＆ガブリアスGX（スペシャルアート版）**は、コレクターの間で非常に高い評価を受けています。

現在の価格と比較すると、当時の定価の約6倍以上の高値がついていることがわかります。

過去1年間の「ジージーエンド」の価格推移を振り返ると、2024年のバブル崩壊後も着実に価格を戻していることがわかります。

このように、2024年後半に一度価格が下落したものの、2025年1月に入ってからは再び上昇トレンドに乗っていることがわかります。

「ジージーエンド」の価格が上昇している背景には、いくつかの要因が考えられます。

2026年にはポケモンカードが30周年を迎えます。この記念すべき年を控え、多くの投資家やコレクターがポケモンカードを買い集めています。

過去の傾向を見ると、周年記念イベントの前後には価格が大きく上昇することが多いため、ジージーエンドもこの流れに乗っている可能性があります。

2019年に発売された「ジージーエンド」は、すでに生産終了から5年以上が経過しています。そのため、市場に流通する未開封BOXの数が年々減少しており、希少性が高まっています。

ポケモンカードBOXは、シュリンク付きの未開封の状態であるほど価値が高まりやすいため、コレクターが手放さなくなり、市場に出回る数が少なくなった結果、価格が上昇していると考えられます。

近年、日本版のポケモンカードは海外のコレクターの間でも高い人気を誇っています。特に「ジージーエンド」のような昔のセットは海外市場でもプレミア価格がつく傾向があり、eBayや海外オークションでの取引価格も上昇しています。

これにより、商品が海外流出・日本国内の在庫が減少し、結果として価格が高騰していると考えられます。

2025年はポケモンカード30周年を控えた「仕込みの年」と考えられます。今後も価格はじわじわと上昇し、年末には35,000円を超える可能性もあります。

ただし、市場が過熱（急激な上昇）すると短期的な調整（価格の一時下落）が起きることもあるため、高値での購入には慎重になる必要があります。

2026年の30周年イベントが開催されると、ポケモンカード市場全体の価格が高騰する可能性が高いです。
特に、2019年～2021年に発売されたBOXの価格は、「5年以上経過した古いBOX」として評価される時期に突入するため、さらなるプレミアム化が期待できます。

「ジージーエンド」もこのトレンドに乗り、50,000円を超える可能性も考えられます。

未開封BOXの人気が高まり価格が上昇するにつれて、シュリンクの偽装品や偽物の流通が増加しています。フリマアプリなどでは、「再シュリンク品だった」「ポケカBOXを買ったのに遊戯王が入っていた」「土が入れられていた」など、X(Twitter)上で多くの苦情が上がっています。

「ジージーエンド」は、2025年1月27日に過去最高値の31,920円を記録し、再び価格上昇トレンドに入っています。

価格が上がる前に購入を検討するなら、早めの行動が鍵になりそうです。ただし、再シュリンク品や偽物には十分注意しながら、安全な取引を心掛けましょう！