プレ値 価格情報2025:カートンダンボールの空箱 ポケモンカード(ポケカ)

ポケモンカードゲーム(Pokémon Trading Card Game, PTCG)は、株式会社ポケモンが発売しているトレーディングカードゲーム(TCG)です。1996年に日本で発売され、1999年から海外展開が始まり、現在では世界中で人気を誇るカードゲームの一つとなっています。

 世界的に有名なカードゲーム(TCG)としては、

マジック:ザ・ギャザリング(Magic: The Gathering, MTG)

遊戯王オフィシャルカードゲーム(Yu-Gi-Oh!)などがあります。また最近では、ワンピースカード(ワンピカ)も勢いを増しています。

そのようなトレーディングカード人気の高まりで、中々新品のBOXが買えなかったり、発売日前からプレ値化する異常な状態も見られます。
そのような中、トレーディングカード(トレカ)に関連する意外な物に高い価値が付いています。
それが、カートンダンボール箱です。
ポケモンカード(ポケカ)であれば、↓こんな感じです。

このダンボール箱1つの中にBOXが12個入って1カートンとなります(年末のパックは、ダンボール箱が違います)
ワンピースカード(ワンピカ)ですと、↓こんな箱です。

ワンピカの場合も1カートンに12BOXが入っているようです(商品によってBOX数が異なります)。
それらのカートンダンボール箱が、メルカリなどでは、1箱数千円で取引されています。
ダンボール箱は嵩張るため、送料が掛かり販売価格が高くなるのは分かります。しかし何故ダンボール箱に需要があるのでしょうか? そして高い価格でも買う人がいるのでしょうか?

主に2つ考えられています。
1.コレクター
2.転売ヤーの2つです。

詳しくみていきましょう。
まずは、1のコレクターについてです。
 トレーディングカードのコレクターとは、特定のカードゲームやジャンルのカードを収集する人々のことを指します。彼らはカードをコレクション目的で集めたり、投資として保管したりすることが多く、世界中に幅広い層のコレクターが存在します。
① 完全コレクター
全セットをコンプリートすることを目的にする。
例:「ポケモンカードのすべてのレアリティを揃える」「遊戯王の初期カードを全種類集める」など。
② キャラクター・テーマ特化型コレクター
特定のキャラクターやテーマ(ドラゴン系、伝説のポケモンなど)を集める。
例:「ピカチュウのカードだけを集める」「リザードンのバリエーションを揃える」。
③ レアカードコレクター
高額なカードや限定版、プロモーションカードなどを中心に集める。
例:「ポケモンカードやMTGのPSA10だけを集める」。
④ 投資目的のコレクター
将来的な価値上昇を狙って、未開封のカードやボックスを保管する。
カードの市場価格や希少性を分析し、転売や投資のために購入。
⑤ ノスタルジーコレクター
幼少期に遊んでいたカードを再び集める。
例:「1996年のポケモンカードの初版を集める」「90年代の遊戯王カードをコレクション」。
などのコレクターがいます。

これらのコレクターの中には、「公式の外箱に入った状態で保管したい」「再利用したい」「オリジナルの箱で保管したい」との理由から購入することがあり、高値で売買されることがあります。

次に、2の転売ヤーです。
現在、メルカリやAmazonなどのネット通販では、シュリンク包装を偽造した未開封BOX詐欺が問題となっています。そのため高額な未開封BOXを買う場合、鑑定サービスのあるスニーカーダンクなどを利用するユーザーが増えています。
その延長線上にあるとみられるのが、カートンダンボール箱の取引です。
悪質な一部の転売ヤーは、カートンダンボール箱を購入して、サーチ済みのパックを詰めたり、全く関係無いもの(別のトレカ・土・石ころ その他)を入れて、未開封カートンBOX(ダンボール箱)として、販売している可能性があります。
最近のポケモンカードのカートンダンボール箱は、糊付けタイプのダンボール箱のため、未開封の偽装は簡単とされています。古いポケモンカードやワンピースカードは、セロハンテープタイプのため、未開封偽装は難しいと思われます。

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